【ブルアカ】エデン条約編の黒幕をヒフミだと勘違いしていた話
〝あはは……えっと、それなりに楽しかったですよ。ナギサ様とのお友達ごっこ〟
滅茶苦茶面白いと話題の『エデン条約編』をプレイするために一度引退していたブルーアーカイブ を再インストールするより少し前。
僕は、Twitter上で飛び交うこの文面を何度も目にしてきました。
正直、当時はそれが何のこっちゃか分かっていなかったのですが、それも『エデン条約編』を読み始めてすぐに氷解。
「……補修授業部にいる裏切り者を、探していただけませんか?」
あぁ、なるほど。
ここでナギサ様が言っている裏切り者というのがヒフミのことなんだな、と。
……普段ネタバレはかなり苦手な部類に該当する僕ですが、実を言うとこのタイミングで上記の台詞がネタバレであると悟った時のショックはそれほどのものではありませんでした。
何故なら…。
PERORODZILLA
こいつの存在を、既に知っていたから。
Vol.1のアビドス対策委員会編の時からそうでしたが、ヒフミのペロロ様への盲信っぷりはかなり常軌を逸脱した物。この時点での僕のヒフミ評は「確かにペロロ様が絡めば簡単に裏切りそ〜」でした。
だってほら、似合いすぎませんか?
こちらの方を振り返り「あはは……えっと、それなりに楽しかったですよ。ナギサ様とのお友達ごっこ」と言いながら超巨大ペロロ様に乗り込む阿慈谷ヒフミ。
(なんならエデン条約編の後半はペロロ様の狂信者である彼女がゲマトリアか何かの力を使って超巨大ペロロ様を召喚する展開になるのだと本気で信じていました。)
そういうわけで、僕は途中までずっと黒幕をヒフミだと勘違いしたままストーリーを読み進めていたのですが…。
読み進めていくうちに、その疑念はますます深まっていきました。
その理由は、まずはここ。
物語の序盤、先生(プレイヤー)はナギサ様からヒフミがとある恐ろしい犯罪集団のリーダーであるかもしれないという話を聞かされます。
その後、ヒフミと対面した際にナギサ様は覆面水着団のことについて言及するのですが……。
みなさん、気付きましたか?
このナギサ様が何処からか仕入れてきた情報、一言も〝覆面水着団=恐ろしい犯罪集団〟だとは言っていないのです。
それはつまり、後に別の誰かから覆面水着団の噂を聞いたナギサ様が早とちりでそれを最初に聞いた噂と同一の組織だと勘違いした可能性があるわけで……。
まさかアビドス対策委員会編で登場したトンチキ犯罪集団を隠れ蓑にするとは……。ここのシナリオをプレイ時、「なんて上手いミスリードなんだ…」と舌を巻いた記憶があります。
2つ目の理由は、他の補習授業部の面々。
ナギサ様の言葉を信じ、この中に裏切り者がいると仮定し消去法を行っていくと……。
白洲アズサ:いくらなんでも言動が怪しすぎるのでメタ読みで除外。
浦和ハナコ:同上。除外。
下江コハル:いくらなんでも馬鹿すぎるので除外。
ヒフミ…!
お前やったな…!
そして極め付けはアズサ・ハナコとは違うベクトルで怪しすぎるその言動。
一度ここのやりとりを彼女のことを黒幕だと思って読んでみてください。
すると、こんなストーリーが浮かび上がってきませんか?
──他の生徒達を心配するそぶりを見せ、自然と先生の部屋にやってくるヒフミ。
そうすることで、彼女は現在先生の捜査が何処まで進んでいるのかを完全に把握し……。
なんということでしょう。
いとも簡単に冤罪が出来上がってしまいました。
もしかすると私はナギサ様だったのかもしれませんね。(そういえば今朝ヒフミさんに振られてからショックでなんだか記憶が曖昧ですし…)
……まぁ結局、この疑惑は第3章〝私たちの物語〟で〇〇の水着みたいにズッタンズッタンのボロンボロンになるわけですが……。
いったい真の黒幕は誰なのか…。
気になった方は是非是非エデン条約編をプレイしてみてください!